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施設を選ぶポイント

施設見学の際のポイント

 まず、見学する前に何と比較して見るかという知識を持ちましょう。建物の周りや玄関の雰囲気をみてもそれが、普通なのか違うのかが分からなければ見てもただ納得するだけになってしまいます。

 特養ホームとはどんなところか、どのように運営されているのか、介護付き有料老人ホームとはどんなところか、どのように運営されているのかの基本を知る必要があります。そして、同じお金を払っていても、同じ制度で運営されていても施設格差は非常に大きいため、自分の人生最期の選択を間違えてはいけない気持ちが必要です。

 新聞や雑誌、テレビなどで記事になったものを切り抜いたり見たりしたことをメモにとっておいて、見学前に勉強していくといいでしょう。

 また、参考ですが、特養ホームに関する本は、全国約1,500ヶ所を見てきた本間郁子の 著書(4冊)を読むと理解できます。

施設を選ぶポイント

 老人ホームや障がい者施設は生活の場です。自分らしく暮らせることがもっとも大事なポイントです。
施設っぽい公共施設のような無機質で事務的なところは人生最期にふさわしい場所ではないでしょう。


ポイント1:自分が人生最期をどう生きたいかを決める。
 自分らしく生きるためには自分の思いをはっきりと書いておくことが大切です。周りがそれを尊重した支援ができるからです。
 どんなことを決めておけばいいのか。どんなところに住みたいか。4人部屋か個室かなど。医療機関との
連携はどの程度なのか。食事のこだわり、延命について、最期の看取りについて・・・などを決めておきましょう。

ポイント2:支払う必要なお金があるか。
 特養ホームは介護保険制度で運営され、50%は税金、40%は40歳以上が払っている介護保険料、
10〜20%が実際に利用するときの利用料となっているため、経済状態にかかわらず入居できます。ただ、経済状態に
よって支払う料金は異なります。4人部屋か個室か2つのタイプがあります。居住費、食費、光熱費、
要介護度別の1割の利用料,日常生活費などは利用者全員が支払います。その他、個人によるものとして、
特別な食事、金銭管理費(必要な人)、理美容費、加算、買い物代費、入院通院費、小遣い、
クリーニング代など。

ポイント3:法人理念と組織体制
 ホームのパンフレットや施設見学に行ったときに、玄関などに掲げられている理念を見ておいてください。
 そして、その理念について質問してみてください。その意味はなんですか。どういう思いでそのような
理念を作ったのですか。理念を実現するためにどのような努力をしていますか。苦情相談体制はあるか。
これまでどのような苦情があったか。情報公開や情報開示の方法、地域とのかかわり・・・など。
「オンブズマン体制があり、相談日、電話やメールでの相談受け付けます」という施設もありますが、
形で見てはいけません。ほとんどの入居者はオンブズマンが何か分からないし、認知症で重度者が多いので自分から相談できる人はいません。したがって、そういう体制があっても機能しません。

ポイント4:職員教育の体制
 介護職員や他の職種の職員教育だけでなく、事務職、調理員、営繕職、清掃担当・・・など全職員が
研修を受けていることが重要です。

ポイント5:居住環境
 施設とはいえ入居者にとっては生活の場です。入居者が住み心地の良い、気持ちの良い環境でなければ
いけません。衛生的で清潔かどうか、人生最期にふさわしい場としてどのような環境を作っているのか
経営者の考え方が反映されます。
 玄関や飾り物、調度品、季節を感じられるものなどを見てみましょう。生活してみると自分の
ライフスタイルと合っていないことが非常に苦痛になる場合があります。また、臭いもチェックしま
しょう。尿臭や換気が悪いために起きるこもった臭いなど・・・。

ポイント6:サービスの内容
 食事、排泄、入浴、口腔ケア、外気浴、薬の服用、看取り、居酒屋や喫茶店、趣味活動・・・について
細かく聞いていきます。

ポイント7:観察するときの視点
 建物の周辺や環境、玄関、マナー、入居者の身だしなみや表情を見てください。

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