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身体拘束をしていない認証取得施設

2017/12/1/

最近、マスコミなどで医療や福祉の現場では、今も身体拘束が行われているということが大きく取り上げられている。
身体拘束をされた本人や家族の辛さや惨めさなどの声と共に、自殺防止や外出して行方不明になるなら身体拘束はやむを得ないと考える人の声もある。
しかし、安全が優先か人権が優先かについてはその人の状況によって、難しい問題ともなるが、人権を優先にするために、支援する人の知識や技術、人権意識が高いレベルになければ、支援する人によって人権の考え方が変わり判断が異なることは良くないと思う。
Uビジョン研究所の認証施設は現在5施設あり、夜間の調査を含めた3日間の訪問調査はこれまで全部で10回、夜間の抜き打ち調査(拘束の有無、臭いの有無、コールの位置の確認や排泄介助、夜起きている人への言動、対応の調査)は15回実施した。夜間の抜き打ちでの居室での拘束はすべての認証施設ではゼロ。審査で車椅子の拘束やミトンをつける拘束をおこなっていた施設もあったが、評価者が拘束をはずすための議事録を確認し、どれくらいで拘束を解除しているか、なぜ時間がかかっているかをヒヤリングする。現在、昼夜問わず認証施設では拘束ゼロである。

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